特に夏場に大活躍する冷蔵庫ですが、何をどこに入れればいいのかなど、正しい活用術を教えていただきました。
■プロが伝授!冷蔵庫の“活用術”
熊崎風斗キャスター:
管理栄養士のShieさんに教えていただいた、冷蔵庫の活用術について見ていきます。
まず、お肉の冷凍についてですが、トレイのまま冷凍するのはNGです。中の水分が「霜」や「臭み」の原因になってしまいます。
正しい冷凍方法は、臭みなどの原因になる水分をしっかり拭き取り、保存袋に入れて冷凍します。空気を抜いて酸化を防ぐのがポイントなんだそうです。
果物については、ブドウやリンゴ、スイカは冷蔵庫。メロンやバナナ、モモは常温保存がいいそうです。
糖の種類によって保存方法が違うそうで、「果糖」が多いのがブドウやリンゴやスイカで、温度が低いと甘みを感じやすくなるので、冷蔵庫の方が良い。
一方で、「ショ糖」が多いのがメロンやバナナやモモで、温度による甘みの変化はほぼないので常温保存でいいそうなんです。
ちなみに、カットフルーツなどは冷蔵庫がいいそうです。
調味料については、
醤油、ソース、ぽん酢、めんつゆ、みりん風調味料は冷蔵庫。
砂糖、塩、はちみつ、油、本みりん、酢は常温保存。
ちなみに、味噌は冷凍庫がおすすめで、冷蔵庫だと、発酵が進んで風味が変化する場合もあるので、冷凍庫がおすすめということなんです。
ホラン千秋キャスター:
硬くならないんですか?
熊崎キャスター:
味噌は-30度くらいで凍るそうなんですが、家庭用の冷蔵庫の冷凍室は大体-20度ぐらいなので、カチカチになることはないそうです。
あと、一味や七味、スパイスなども冷凍庫がいいそうで、風味が大事なものは、凍らない場合だと冷凍庫がいいということです。
■夏の“冷蔵庫食中毒”に注意?
熊崎キャスター:
この時期だと特に注意が必要なものを紹介します。
カレーの鍋など、温かいものをそのまま冷蔵庫に入れるのはNGです。
鍋はそもそも冷えにくいので、菌が増殖してしまう恐れがあります。そして、温かいまま入れると庫内の温度が上がり、他の食材にも影響してしまう可能性があるので、なるべく浅い容器に移して小分けをして冷蔵庫に入れてください。
続いては、夏場の解凍についてですが、お肉などの解凍は冷蔵庫解凍がおすすめということです。
常温解凍や流水解凍をすると、菌が増殖したり品質が落ちてしまい、食中毒のリスクが高くなります。ギリギリの場合は、レンジの方がいいということでした。
==========
<プロフィール>
永井紗耶子さん
「木挽町のあだ討ち」で第169回直木賞 受賞
歴史・時代小説家
過去に新聞記者の経験も
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html
#ニュース #news #TBS #newsdig