今月24日は『丑の日』ですが、お得でおいしいうなぎが続々登場。家庭でも簡単に、ウーパーのうなぎを専門店のようにおいしく食べられる裏技をご紹介します。
■うなぎの関西風・関東風の違いは?
山内あゆキャスター:
7月24日は土用の丑の日です。
チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」(2024年6月調査)が「土用の丑の日に、うなぎを食べますか?」とアンケートを取ったところ、1171人のうち501人が「食べる」と回答しました。
購入先は、「スーパー」が67.3%、「専門店」が10.6%、他には「外食」「通販」「コンビニ」「百貨店」と回答した人もいました。
ダイエーの予約販売では、鹿児島県産の大サイズのうなぎ1尾135g「うなぎ蒲焼」が2062円となっています。
この値段で買ったからには、美味しく食べたいですよね。
スーパーのうなぎを、専門店の味にする裏ワザがあるそうです。
うなぎ愛好家の高城久さんによると、ポイントは「関西風にする温め方、関東風にする温め方」だそうです。
まず関西風・関東風について、東京・高田馬場の鰻専門店 愛川に聞きました。
関東風は、白焼きにした後に約20分蒸し、約5分焼きます。外はとろ、中はふわ、というのが特徴だそうです。
関西風は、約20分焼きのみです。外はパリ、中はふわ、というのが特徴だそうです。
■“専門店の味”を自宅で再現
山内キャスター:
では、自宅でどのように再現するのでしょうか。
【専門店の味 おすすめの焼き方】
(1) タレを水で洗い流す
(2) ハケで付属のタレを塗る
(3) クッキングシートを敷き、皮を下にしてフライパンで焼く
※うなぎ愛好家 高城久さんより
うなぎ愛好家の高城さんによると、最初につけてあるタレは、うなぎが乾かないようにコーティングしてあるものだそうです。このまま食べるとタレの味しかしなくなってしまうので、思い切って洗い流します。
ここまでは、関西風・関東風での違いはありません。
関東風では、霧吹きで水をかけ蓋をして、中火で2~3分蒸し焼きにします。これで「中がふわ」になるそうです。
関西風では、蓋は必要なく、中火で2~3分焼きます。細かい気泡が出てきてから、30秒で火を止めるそうです。そうすると、関西風のちょっと香ばしい感じになるそうです。
南波雅俊キャスター:
私は今まで関東風に慣れ親しんでいたのですが、少し前に関西風を食べたら、少し歯ごたえがあって美味しかったです。うなぎはスーパーでも、ある程度の金額になります。だからこそ、美味しい作り方が知りたかったんです。
山内キャスター:
この温め方でスーパーのうなぎを食べてみました。
関東風は、ふわっとして箸を入れるとすぐにさけてしまう感じがして、ご飯に合うと思いました。
関西風は、ギュッと身が引き締まっているので、お酒のお供には、こっちかなという感じがしました。
東京大学准教授 斎藤幸平さん:
高くて、貴重な資源なので、美味しく味わいたいです。でも、関東では関東風しか売っていないじゃないですか。
■関西風・関東風”両方が一つの料理”に
山内キャスター:
関西風・関東風の両方が食べられる店があります。
東京・高田馬場の鰻専門店 愛川では、「鰻重(肝吸・お新香付き) 一尾半 食べ比べ」(6750円)という料理が提供されています。
一つの料理で両方堪能できるので、予約した方がいいくらい人気の店となっています。
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