清水前半ロスタイムにフレイレ退場　仙台に痛恨の逆転負け…ルヴァン杯スポーツ報知 427木) 804
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◆ＹＢＣルヴァン杯　▽グル―プステ―ジ第３節Ａ組　仙台３―１清水（２６日・ユアテックスタジアム仙台）

　清水エスパルスは仙台に１―３で逆転負け。開幕から３連敗で同組最下位に転落した。１点リードの前半ロスタイムにＭＦフレイレ（２７）が退場し、数的不利となった後半に３失点した。

　アクシデントの連発に沈んだ。前半３１分にＦＷチアゴが決めた公式戦２試合連続ゴールを生かせず、痛恨の逆転負け。Ａ組最下位に転落した小林伸二監督（５６）は「後半の入りが悪かったのは残念」と肩を落とした。

　アップ中、先発予定だったＭＦカヌが右内転筋痛を発症。故障明けで本来なら「後半タイミング良く使いたかった」（小林監督）はずのＭＦ竹内が急きょ今季初スタメンに。ベンチは１人少ない６人となった。さらに１点リードの前半ロスタイム、ＭＦフレイレがこの日２枚目の警告を受けて退場してしまった。

　指揮官は後半から今季初出場のＤＦ村松を投入して守備を固めようとしたが、同１分に 急造 の最終ラインを崩され失点。「守るのか点を取りに行くのか、はっきりしなかった」とボランチの竹内。レギュラーは一人も遠征に帯同しておらず、ベンチの半分はユース。劣勢をひっくり返す力はなく、失点を重ねた。

　次は中３日で再び仙台とリーグ戦で対戦（アイスタ）する。チームに欠かせない戦力になりつつあるチアゴは「ホームでは必ず勝ち点３を取りたい」とリベンジを誓った。（武藤　瑞基）
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