ドルトムントが決勝進出　Ｂミュンヘンに逆転勝ち日刊スポーツ 427木) 827
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＜ドイツ杯：Ｂミュンヘン２－３ドルトムント＞◇準決勝◇２６日◇ミュンヘン

　ＭＦ香川真司が所属するドルトムントがバイエルン・ミュンヘンに３－２で逆転勝ちし、３季連続の決勝進出を果たした。香川はベンチ入りしたが出場機会はなかった。【写真】決勝進出を決め喜ぶ香川らドルトムントの選手たち　ドルトムントは前半１９分、相手ＧＫへのバックパスをＭＦゲレイロがカットし右足シュートも、相手ＧＫにはじかれた後、右ポストに嫌われたが、こぼれ球をＦＷロイスが左足で押し込んで先制。しかし、同２８分にＣＫからＭＦマルティネスに頭で押し込まれ、同４１分にもＭＦリベリのクロスからＤＦフンメルスに右足で流し込まれて逆転を許した。だが、後半２４分、ＭＦデンベレの右クロスをファーでフリーとなったＦＷオバメヤンが頭で合わせて同点に追いつき、その５分後にはペナルティーエリア右でパスを受けたデンベレが、切り返しで相手ＤＦをかわし左足のループ気味のシュートをゴール左上に放り込んで勝ち越した。

　香川は終了間際に着替えてベンチ前まで出たが、急きょ、ＤＦギンターがロイスに代わって出場。出番はなかったが「勝ったんですべてＯＫですし、リーグも決勝もある。そこまでモチベーションを向けてやっていきたい」と話した。

　トゥヘル監督は「１－２に逆転されたが、勝利を収めることができた。本当に素晴らしい試合だった。リーグ戦では１－４で負けたが、最初の２０分は良いプレーをする時間帯があったが、その後押されてしまった。しかしハーフタイム後は我々も再びペースを取り戻し、後半１５分以降は非常に良かった。もちろん我々には運もあったと思う」と話した。

　Ｂミュンヘンは１２日の欧州ＣＬのレアル・マドリード戦に敗れて以来、これで公式戦は５試合連続で白星がない。

　５月２７日にベルリンで行われる決勝では、４度目の制覇を目指しＭＦ長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦する。
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