外出の自粛が呼びかけられる中、大型連休中にバーベキューをしていた不良集団の犬が警察官をかみケガをさせました。
警察は飼い主の男を重過失傷害の疑いで5月11日逮捕しました。
事件は一般市民から「外出自粛の中でバーベキューをしている集団がいる」という通報から始まりました。
警察官がかけつけると、30人ほどの集団が海岸にある立ち入り禁止の駐車場でバーベキューをしていたということです。
警察官が集団に近寄ると、そこに放し飼いになっていた犬に左足をかまれました。
犬はアメリカン・ピット・ブル・テリアという闘犬で、警察官は全治8日間のけがをしたということです。
警察は11日、重過失傷害の疑いで犬の飼い主で三島市御園の会社役員の男(35)を逮捕しました。
容疑者の男は不良集団「三嶋塾」のリーダーで、逮捕監禁と恐喝未遂の罪で4月、静岡地裁沼津支部から執行猶予付きの有罪判決を受けていました。
警察は容疑者が仲間を集めるためにバーベキューを開いていたとみて厳しく追及しています。
静岡放送
2020/5/11 19:22