BS世界のドキュメンタリー WHY POVERTY?
アフリカ、南米、中東、アジア各国から貧困層の女性が集まり、太陽光発電の技術を学ぶインドの“裸足の大学。”子どもがいれば習得後に村を離れることもなく技術が定着できるという理由から、参加を許されるのは母親のみ。読み書きができなくても6か月で技術を習得することができ、帰国後は技術者として安定した収入を得る可能性が高まるという画期的なプログラムとなっている。
ヨルダンから初めて選ばれたラフェアは、4人の子どもから遠く離れたインドで電気回路の基本から難しいパーツの組み立てを学ぶ。初めての経験にとまどいながらも自信をつけていくラフェアだが、夫の妨害にあい、やむなく一旦ヨルダンに帰国することになる。しかし、なんとかして研修を終えて村に希望を与えたいという気持ちを抑えきれず、環境省担当者の協力を得て、ラフェアは再びインドへと旅立っていく。
無理解な夫に邪魔されながらも、自立への道を切り開いていこうとするヨルダンの女性の姿を追っていく。