オスプレイの問題点 飛行モード変換の「危険」

dengekinetwork 2012-09-09

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周囲を住宅街に囲まれ、学校や病院も多く、世界一危険といわれている普天間飛行場にオスプレイは配備され、来月から周辺の住宅密集地の上空を低空で飛行することになります。ここで問題となるのが、飛行機からヘリコプターへのモード変換が行われる場所です。例えば、アメリカの海兵隊が公表したルートの1つでは、オスプレイは普天間基地に向けて那覇市の中心にある沖縄県庁や国際通りのほぼ真上を通過します。この時点までにプロペラの角度を60度まで傾けます。機体が不安定になると指摘されている瞬間です。その後、高度を下げながらヘリコプターモードへの変換を進め、普天間基地の手前約1キロの住宅街上空で、高度は約60メートルという超低空になるとされています。

 元国防分析研究所、レックス・リボロ主席分析官:「プロペラが60度になる変換の時に突然、エンジンが止まった場合、機体はコントロールを失う。私が沖縄の県知事なら、危険を最小限にするために基地周辺で飛行中にオスプレイを変換しないよう要請する」
 この市街地上空でのモード変換の問題は、日米合同委員会でも取り上げられ、変換を基地内上空に限定するよう調整が続けられていますが、先行きは不透明です。

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