ウクライナ防衛軍は、軍事技術の創意工夫と効果的な運用を再び実証しました。今回使用されたのは、1974年型のカラシニコフ突撃銃AK-74(口径5.45mm)を搭載したFPV(ファーストパーソンビュー)ドローンです。
この映像は、ドローン製造を支援するボランティアグループ「ワイルド・ホーネッツ」によって公開され、ドネツク地方ヴェリカ・ノヴォシルカ付近でのロシア軍の攻撃に対する防衛作戦の様子が記録されています。
戦場でのドローンの活躍
同グループによれば、ウクライナ軍のドローンによってロシア軍の装備がすべて破壊され、生き残った敵兵は森林地帯に避難しました。その後、「クイーン・オブ・ホーネッツ」と名付けられたAK-74を搭載したドローンが派遣され、残存する敵兵を排除する任務を遂行しました。
この革新的な装置は、ウクライナの部隊BULAによって開発・試験され、連射時の反動に耐える能力が際立っています。公開された映像では、オペレーターが精密な射撃を行えることが確認されました。
銃撃下での耐久性
作戦中、ドローンに取り付けられたライフルは複数の弾丸を受けましたが、なおも機能を維持し、任務を完遂しました。このような技術の活用は、限られたリソースで侵略軍と対抗するウクライナ防衛軍の戦術的進化を如実に示しています。
写真:Wikimedia | 映像:wild_hornets