韓国空軍は、F-15K戦闘機からタウルスクルーズミサイルを7年ぶりに発射しました。この作戦は、北朝鮮からの核やミサイルによる脅威が高まる中で実施されました。

韓国空軍によると、軍事演習の一環として発射されたミサイルは400キロメートルを飛行し、黄海に設定された目標に成功裏に命中しました。韓国がタウルスクルーズミサイルを最後に発射したのは2017年で、これは朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の6回目の核実験に対する対応でした。

タウルスミサイルの発射に加え、韓国軍はF-35AおよびKF-16戦闘機を使用して、クルーズミサイルの迎撃訓練も実施し、北朝鮮からの継続的な脅威に対抗するための防衛能力を強化しました。

タウルスミサイル
タウルスKEPD 350クルーズミサイルは、敵の防御された目標を正確に攻撃するために設計された長距離の亜音速ミサイルです。射程は最大500キロメートルで、重量は1,400キログラム、長さは5メートル。このミサイルは、ドイツのMBDA DeutschlandとスウェーデンのSaab Bofors Dynamics ABの合弁企業であるTaurus Systems GmbHによって開発されました。

2013年以来、韓国は空軍のために200発以上のタウルスKEPD 350Kミサイルを発注し、これらを軍事作戦に統合して、攻撃力と防衛力を強化しています。

これらの演習は、地域の安全保障に対する懸念の高まりと、平壌からの絶え間ない挑発に対する韓国軍の軍事的対応を強調しています。

出典と画像: X @GuyPlopsky