アメリカのベル・ヘリコプター社は、ウクライナに対して多用途ヘリコプター「ベル 407M」の戦闘バージョンを提供することを提案しました。

同社のCEOであるジェフリー・シュロッサー氏によると、このヘリコプターは、低コストで軽量なヘリコプター部隊を強化するための取り組みの一環として正式にウクライナに提供されました。

ウクライナがこの航空機の提供を受けたことは、2024年に英国のファーンボローで開催されたファーンボロー国際航空ショーで明らかになりました。

モデル407Mは、2013年に初めて導入されたベル407GTの進化形です。このヘリコプターは、最新の誘導システムとレーザー目標指示センサーを装備しており、先進的な武器セットを使用することができます。

最大2.2トンのペイロード能力を持つベル407Mは、7.62mmおよび12.7mmの口径の機関銃、2つのハイドラ非誘導ロケットブロックまたはその誘導バージョンAPKWS、さらに半アクティブシーカーを使用するAGM-114ヘルファイア対戦車誘導ミサイルを装備することができます。

この提案は、ウクライナの防衛ニーズに効率的かつ現代的なソリューションを提供し、よく武装された多用途の攻撃ヘリコプターでその作戦能力を大幅に向上させることを目的としています。

写真とビデオ: Twitter @BellFlight