アメリカ南部のマイアミでボーイング社製の貨物機のエンジンから火が出て、緊急着陸するトラブルがありました。当局が出火の原因を調べているということです。
■今月5日にも…ボーイング機“機体に穴”
女性
「燃えてる!燃えてる!お母さん。緊急着陸してるの?」
赤く燃え上がり、炎に包まれながら飛行する貨物機。機体からは火の粉が飛び散っています。アメリカ南部マイアミで撮影された映像です。
18日夜、アトラス航空の貨物機が離陸直後にエンジンから出火。その後、マイアミの空港に引き返し緊急着陸しました。
機体はボーイング747-8で、乗員5人にけがはありませんでした。
ボーイング機の事故といえば、今月5日にも起きました。
機長
「こちらアラスカ航空1282便。気圧が低下している。1万フィートまで降下する必要があります」
管制官
「緊急事態ですか?」
機長
「はい、緊急事態です。気圧が低下しています。戻る必要があります。177人搭乗しています」
ボーイング社製の旅客機「737MAX9」。アメリカ・オレゴン州の空港を離陸した直後、左後方の非常ドア付近のパネルが吹き飛び、機体に穴が開く事故が発生しました。
飛行中の機内を撮影した映像を見ると、乗客の真横にできた穴。吹き込んだ風で髪は揺れています。酸素マスクを着ける人もいました。
乗客
「死ぬかと思った」
旅客機は空港に引き返し緊急着陸。乗客乗員177人は全員無事でした。
この事故から、わずか13日後に同じボーイング機の事故が起きました。
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年1月22日放送分より)
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