と畜場としての許可を得ずにブタの解体を行ったとして、警察は群馬県太田市のベトナム国籍の男4人を逮捕しました。
北関東で発生している家畜の連続窃盗事件との関連についても調べる方針です。
「こちらのアパートの室内では、豚が解体されていたということです」(記者)
と畜場法違反の疑いで逮捕されたのは、太田市に住むベトナム国籍の技能実習生カオ・スアン・トゥン容疑者(27)ら4人で、今年7月ごろ、アパートの一室で、違法にブタ1頭を解体した疑いが持たれています。
「ここで鶏の丸焼きをしていたのは見ました」(近所の人)
アパートの冷凍庫にはブタ肉の塊が14袋あったほか、解体に使用したとみられる刃物も押収されました。
同じ太田市では26日、家畜の連続窃盗事件に関与したとみられるベトナム国籍の男2人が、入管法違反の疑いで逮捕されています。
ブタの解体現場は、その男らのSNSなどを捜査する中で浮上したということで、警察は今後、トゥン容疑者らと家畜の連続窃盗事件との関連についても調べる方針です。
TBSニュース
2020/10/28 16:51