サンデーモーニング 風をよむ「コロナ禍の6ヶ月」現代に於いては、三者(行政、専門家、市民)がお互いが愛する術を失い、関係が機能不全に。先ずは命に向き合いましょう。コロナはそう言ってるから。2020年7月12日

Ando Kazuhiko 2020-07-13

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サンデーモーニング 風をよむ「コロナ禍の6ヶ月」現代に於いては、三者(行政、専門家、市民)がお互いが愛する術を失い、関係が機能不全に。先ずは命に向き合いましょう。コロナはそう言ってるから。2020年7月12日
1990年発表植木等「地球温暖化進行曲」→それから30年経過。
福岡管区気象台田口雄二主任気象予報官は、こちらの予想を大きく超えてしまったと考えてい
る。ここまで大雨になることの「想定がなかった」というが。
しかし、ここ数年各地でしばしば繰り返されて来た異常気象。温暖化による海水温や気温の上昇。シトシトと言われて来た。日本の梅雨は今や昔の話。新型コロナと二重苦の年になってしま
った。生物誕生依頼の生命の姿を研究して来た科学者の中村桂子名誉館長(JT生命誌研究館)は、「皆さんコロナと豪雨は全然違うものの様に思っていると思うんですけど、実は両方とも私たち(人間)生き物だという事」「自然をもうちょっと考えなさい」ということを問いかけていると思う。2020年1月6日 国内初新型コロナ感染者を確認。私たちはほぼ半年間コロナと向き合って来た。1月末 中国武漢から日本人が帰国するとそのままホテルに隔離された。2月 大型クルーズ船で集団感染で慌ただしい動き。(初動の遅れを露呈)
2月13日 国内初80歳代の女性が新型コロナ感染で死者。
2月26日 大規模イベント自粛要請。
2月27日 全国の小中高等に休校要請。波紋は市民生活に及んだ。
三密、ソーシャルデスタンス等。
「20世紀後半から21世紀にかけて、私達は技術で何でも出来るぞ、みたいに思って来たことに対して、やっぱり自然と付き合わなければ無理。基本の基本から考えなさいと言われている様な自然との関わりという中で、全体が上手くいく様な生き方人間が探らないと何度もこう言うことが起きると思う。」
「コロナの時代の僕ら」と言う本が今話題になっています。
著者:パオロ・ジェルダーノ氏。イタリア人物理学者で作家。/飯田亮介訳。
出版:早川書房。1430円。2020年4月24日発売日(初版)
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「現代においては、三者(行政、専門家、市民)がお互いが愛する術を失い、関係が機能不全になっている様なのだ。」
行政は専門家を信頼するが、僕ら市民を信じようとしない。市民はすぐに興奮するとして不信感を持っているからだ。僕たちのほうも行政には以前から不信感を抱いており、これは決して変わらないだろう。コロナから行政・専門家・市民の不信感。イタリアだけでなく、行政・専門家・国民の“ズレ”。
「37.5℃以上、4日間」と多くの国民が受け止めた事について、加藤勝信厚労相(バカ)は「目安という事が、相談とかあるいは受診の一つの基準の様に、我々からみれば“誤解”でありますけれど。国民の疑問への説明は“誤解”で終わらせてしまった。中村氏「コロナでものすごく社会が脆弱だと言う事が見えて来た。経済的な格差社会。
1ヶ月働けなかったら、もう暮らしていけなくなるという人が、沢山居るという状況を作ってしまった。お金を動かし格差を作りという社会を作って来たけれどこれは違う。経済ありきそのために科学技術開発。『命はちょっと蔑ろに!』そうじゃなくて、『先ずは命に向き合いましょう。コロナはそう言ってるから。』
「本当に僕たちは以前と同じ、まったく同じ世界を再現したいのだろうか?僕らは、今からよく考えておくべきだ。いったい何に元どおりになって欲しくないのかを?」
分権化、小規模化とコミニュケーション→現場力。…姜尚中氏
自然に対して謙虚で共存して行くんだ。智恵を絞る。共生する時代ですから。人類は地球上で最後の生物でコロナの方が先に生きていたんだ。…大宅映子さん
大切なのは暮らしであり家族なのです。日本は変化に凄く苦手なのです。自分自身に一番大切なものは?と考えるべきものかと思います。…浜田敬子さん
これだけ税金を払っていてもコロナ騒動で政治家が頼りなくて、ズレているのが顕著になった。極めて異常事態。行政(政治家)と専門家と市民(国民)の間に大きな乖離がある事が判った。家族が非常に大事。旧泰然としたこれまでのやり方、慣行みたいなのが急に揺らせてみた事が世界中で起きている。これから社会を良い風に変えていけるかどうか大変だけども楽しめる様に、そのくらいの気持ちでいたいと思います。…松原耕二さん

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