BPO=放送倫理・番組向上機構は、NHKが放送した家族や恋人などをレンタルするサービスを描いた番組に、放送倫理違反があったとする意見書を公表しました。
問題の番組は2018年11月にNHK国際放送の「Inside Lens」で放送された「レンタル家族」の企画です。
番組には彼女をレンタルする20代の男性など3人が利用客として顔を隠さずに出演しましたが、3人は実際には「レンタル家族」サービスを提供する会社のスタッフでした。
意見書で、BPOはNHKが試写などの重要な機会に「適正な考査を行わなかった」と指摘。
「放送倫理違反があった」との判断を示しました。
これに対し、NHKは「BPOの指摘を真摯に受け止め、引き続き、再発防止を徹底して参ります」とコメントしています。
TBSニュース
2020/3/27 16:06