映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』インタビュー
公開されたのは、シリーズの生みの親であり本作の製作を務めたジェームズ・キャメロンの特別インタビュー映像。このインタビューでキャメロンは、リンダ・ハミルトンがサラ・コナー役として復帰に至った背景を明かしている。
本作は『ターミネーター2』(1991)以降、28年ぶりにハミルトンが復帰したことが話題となったが、その陰の立役者がキャメロンだ。そのキャメロンは、「リンダはサラ役への復帰をためらっていた」と明かす。復帰をためらうハミルトンに対し、「60歳を過ぎているのだから、かつての自分と比べられたくはないだろう。1991年に自分が残した印象とね」と理解を示していたキャメロンだが、「でも私は彼女に伝えたんだ。いや、思い出させた。みんなサラが好きだと」と、ハミルトンが演じるサラを一番近くで見てきたからこそ、強く出演を望んでいたようだ。
さらに、「彼女が成し遂げたことを多くの人が模倣しようとした。だが誰も成功していない。肉体と繊細な演技の組み合わせだ」と、ハミルトンへの称賛を惜しまない。
また、ハミルトンの復帰にあたり、彼女の肉体を鍛え上げるのには1年もかかったそう。しかし、ハードなトレーニングの末、撮影予定日までに肉体を鍛え上げたハミルトンだったが、諸事情で撮影開始が遅れてしまったとのこと。「リンダは焦ってたよ。『今のうちに撮って!』」と、鍛え上げられた肉体を維持することに焦っていたという裏話も。28年ぶりにサラ・コナーとして肉体を作り上げたハミルトンに注目だ。
1984年にアクション映画の革命作として世界を騒然とさせた『ターミネーター』。そして、7年後の1991年に驚異のバージョンアップを遂げ、ビジュアルとドラマの両面で社会現象を起こした『ターミネーター2(T2)』。シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロン自らが製作に復帰し、『T2』の正統な続編として制作された本作。
アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800)とリンダ・ハミルトン(サラ・コナー)のシリーズ主演2人も『T2』以降初めて顔を揃え完全復活!さらに、予想を遥かに上回る機能を備えた最新型ターミネーター“REV-9”や、同じく未来から送り込まれた超人的な能力を持つ強化型女性兵士“スーパー・ソルジャー”など、未来の超兵器が続々登場!『デッドプール』のティム・ミラー監督による最先端のVFXを駆使したシリーズ最大級のバトル・アクションも満載だ。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』は先行デジタル配信中、ブルーレイ&DVDが3月4日(水)にリリース
#ターミネーター #ジェームズキャメロン #リンダ・ハミルトン