制限速度60km/hの道路を300km/h近いスピードで暴走していた疑いで、男が書類送検された。
YouTubeに投稿された動画。
ドライバーは撮影しながら、国産の高級スポーツカーの運転席に乗り込み、車を発進させた。
見る見るスピードを上げるスポーツカー。
トンネル内には爆音がとどろき、周囲の景色は、ものすごい勢いで変わっていく。
スピードメーターは、時速300kmを表示する場面も。
別の車線を走っていたトラックは、一瞬にして抜き去られた。
暴走の現場は、大阪・東大阪市の第2阪奈道路。
スポーツカーは2018年1月、制限速度60km/hの道路を、300km/h近いスピードで走っていた。
この映像がYouTube上に投稿されていることを知らせる通報が警察に入り、捜査の結果、大阪市に住む35歳の無職の男が浮上した。
警察は2018年8月、ナンバープレートがついていない別の車を運転した疑いで、男を逮捕。
警察の調べに対して、男は、暴走と動画を撮影したことを認めたため、11月5日、法定速度を220km/hも上回る、280km/hで走行した疑いで書類送検された。
動画を投稿した理由について、「車の性能を試すため。みんなに見てほしかった」と話している。
2018/11/5 18:51