暴力団に属さずに不良行為を行う「半グレ」と呼ばれるグループのリーダー格が先日逮捕された傷害事件で、新たに別のメンバーの男が逮捕されたことがMBSの取材でわかりました。
傷害の疑いで14日逮捕されたのは、大阪市東成区の飲食店従業員・梶蓮容疑者(26)です。
梶容疑者は去年7月の未明、すでに逮捕されている相良正幸容疑者(33)らと歩いている際、中央区東心斎橋の路上で男性2人と通行をめぐりトラブルになりました。
その際、顔を殴るなどして1人に頭蓋骨骨折の重傷を負わせたほか、もう1人にも打撲などの軽いけがをさせた疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、梶容疑者はすでに解散したアマチュア格闘技団体「強者」の元メンバーらで構成される「O7(アウトセブン)」という半グレグループに所属しているとみられ、そのリーダー格が相良容疑者だということです。
大阪のミナミでは最近、半グレグループが飲食店などにいわゆる「みかじめ料」を要求しトラブルになるなどのケースが目立っているということで、大阪府警はグループの摘発を強化し、実態解明を進める方針です。
2017/09/14 20:15