セ・シ・ボン C'est si bon イヴ・モンタンYves Montand
1947年にアンリ・ベティHenri Bettiが作曲し、アンドレ・オルネズAndre Hornezが作詞。
1948年に、イヴ・モンタンYves Montandも収録して発売されヒットした。
同年ニースのジャズ・フェスティヴァルでシュジー・ドレールSuzy Delairが歌ったものを、ルイ・アームストロングLouis Armstrongが聴いて、アメリカでレコーディングしたいと申し込み、翌1949年にジェリー・シーレンJerry Seelenが英語の歌詞(It's So Good)を付け、ジョニー・デズモンドJohnny Desmondも歌って大ヒットとなった。
ルイ・アームストロングのレコーディングは1950年だが、これまた大きな話題となって周知された。
1953年には黒人女性歌手アーサ・キットEartha Kittのフランス語ヴァージョンも出されて大ヒットしたが、日本ではあまりにもセクシーだということで、当時の某公共放送では放送禁止になった。
アメリカでのヒットを受けて1953年にイヴ・モンタン盤が収録し直して、フランスでリヴァイヴァル・大ヒットとなり、改めてイヴ・モンタンの代表作として確立した。
世界中で多くの歌手がレパートリィにしているが、モンタン版は日本のハーゲンダッツ TVCMソングとして採用されたりもしている。
C'est si bonとは、It’s so good という意味。
C'est bon. これはよい(This is good)
C'est si bon. これはとてもよい(This is so good)
Tres bien. とてもよい(Very good)
参考
枯 葉
https://youtu.be/U36d4X1sv_U
訳詞・歌 Sima
Pf. 江口純子 in 市川 ラ・メール
訳詞 no.142 (初稿)
シャンソン・訳詞のチャンネル
chanson de Sima (Sima World)
https://www.youtube.com/user/fwhy3109/featured