“化学兵器 トルコからISに”  ロシアが調査要求へ 2016年1月6日

oaa775533 2016-01-29

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“化学兵器 トルコからISに” ロシアが調査要求へ
2016年1月6日 5時21分
ロシア軍の爆撃機が撃墜されたことを巡ってトルコと対立を深めるロシアは、シリアで使われた化学兵器はトルコから過激派組織IS=イスラミックステートに渡った疑いがあるとして、OPCW=化学兵器禁止機関などに
調査を求める考えを示しました。
ロシア外務省で軍縮などを担当するウリヤノフ局長は5日、国営通信とのインタビューで、「シリアで化学兵器が2013年3月に北部のアレッポ郊外で使われて以降、ロシアは、過激派組織ISなどによって化学兵器が
繰り返し使われた疑いがあると何度も指摘してきた」と述べました。
そのうえで、トルコの野党議員が先月、ロシアの国営メディアに対し猛毒のサリンがトルコからシリアのISに渡った疑いがあると述べたことに言及し、「OPCW=化学兵器禁止機関と国連が共同で調査すべきだ。
ロシアは注視している」と述べ、調査を求める考えを示しました。
一方、両国の対立で人の行き来にも影響が出るなか、トルコの格安航空会社、ペガサス航空は5日、乗務員のロシアのビザが発給されないため、モスクワとイスタンブールなどを結ぶ定期便を今月13日まで運休すると発表しました。
ロシア政府は経済制裁の一環としてトルコへのチャーター便の運航を停止していますが、今回、定期便の一部も運休に追い込み、トルコに対して新たな圧力をかけたと受け止められています。

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