「重要なデータを返して欲しければ、身代金を振り込め！」......。こんな映画か漫画のような働きをするコンピュータウイルスが増加しているという。「ランサムウェア」と呼ばれるこれらのプログラムは、侵入したパソコン内のデータを勝手に暗号化。その後、「解除してほしければ、指定の方法で金銭を振り込め」という要求画面をパソコンに表示する。自力での暗号化解除はほぼ不可能。所有者は泣く泣く、要求に従わざるを得ない。もともと海外で流行していたが、今年５月ごろから日本にもじわじわと浸透。あるインターネットセキュリティ会社には、５月から９月までに約１６０件の被害報告が寄せられたという。また、最近はスマートフォンに対応したタイプも登場しているとのこと。怪しげなサイトやメールを開かないのはもちろん、重要なデータはあらかじめバックアップしておくなど、自衛手段を講じたいところだ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/24/news036.html

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