緊急走行をしていた京都府警のパトカーが、兵庫県内でスピード違反をしたとして書類送検されていたことがわかった。6月28日付の報道によると、府警のパトカーは2014年2月、当て逃げされたとの通報を受けて、赤色灯をつけながら通報者のいる兵庫県の西宮名塩サービスエリアに急行。しかし高速道路上で、緊急時の速度規定である100キロを超える145キロで走行し、取り締まり機が速度違反を感知した。緊急時の速度オーバーは認められてはいるものの、兵庫県警は「急ぎであるなら他府県警と連携すればよいことで、速度超過の正当性はない」として、道路交通法違反であると判断。運転していた巡査長と上司である巡査部長は訓戒や注意などの処分を受けたという。
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