エボラ出血熱に感染している疑いがあるとして、厚生労働省は東京と大阪で合わせて2人を指定医療機関に搬送したと発表した。

11月7日、東京都新宿区の「国立国際医療研究センター」に搬送されたのは、西アフリカ・リベリアに滞在歴のある東京都の60代男性。また、大阪府泉佐野市の「りんくう総合医療センター」には、同日夕方に関西国際空港に到着したギニア国籍の20代女性が搬送された。ともに現地でエボラ出血熱の患者と接触したという情報はないとのこと。

2人の血液は、東京都武蔵村山市の「国立感染症研究所」に運ばれ、感染の有無を確認する。検査結果は、翌8日以降に判明する見通し。

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